君曜日 -鉄道少女漫画

中村明日美子

3.42

1579

発刊:2013.01.31 〜

完結・全3巻

『君曜日 -鉄道少女漫画(1)』巻の書影
『君曜日 -鉄道少女漫画(2)』巻の書影
『君曜日 -鉄道少女漫画(3)』巻の書影
うにたべたいさんが読んでいます

この漫画のレビュー

5.0
4.0
3.0
2.0
1.0
3.42

32件の評価

3.2

3巻まで読みました

同作者の"鉄道少女漫画"内の一作"木曜日のサバラン"のスピンオフ。
"木曜日のサバラン"は、洋菓子店の"奥"に誘われたサラリーマンの話でしたが、本作は"奥"のメンバーの女の子を主人公にした、恋愛マンガとなっています。

奥の部屋に鉄道模型店がある洋菓子店で常連だった老人を祖父に持つ少女「倉木亜子」が主人公です。
"木曜日のサバラン"で祖父が他界し、祖父に代わって亜子は模型店に通うのですが、そこで"木曜日のサバラン"主人公の既婚の男性を好きになってしまう。
そんな亜子と、彼女にしつこく絡む男の子「小平」の物語です。

本作も鉄道、特にSLが重要なキーアイテムとして登場します。
実際の秩父や大井川鐵道のSLが登場して車内を舞台に物語が展開したり、鉄道少女漫画同様小田急線の路線が登場するため、鉄道少女漫画に比較するとドラマの比重が高いですが、鉄道好きにもおすすめできる内容だと思います。
ただ、相手の小平が、空気を読めないわしつこいわ、大人しく叶わない片思いをしている亜子ちゃんに馴れ馴れしく絡みに行く様は、個人的には良い印象を感じなかったです。
本作の雰囲気は良いと思ったのですが、私的には男側のキャラがダメでした。
なんでそんなチャラ男とくっついてしまうのか、亜子ちゃんがかわいいだけに余計になんか嫌でした。
個人的に小平が嫌というだけの問題なので、気にならない方には、終わり方もキレイで良作と思います。

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