官能先生

吉田基已

3.65

2795

発刊:2017.06.23 〜

既刊3巻

『官能先生(1)』巻の書影
『官能先生(2)』巻の書影
『官能先生(3)』巻の書影
大虎丸さん、他1人が読んでいます

この漫画のレビュー

5.0
4.0
3.0
2.0
1.0
3.65

19件の評価

5.0

2巻まで読みました

このレビューにはネタバレを含みます。

タイトルで敬遠しないで頂きたい…
ノスタルジック年の差ラブストーリー。


40歳にして純情妄想少年な
編集者兼小説家の鳴海六郎(なるみろくろう)が
夏祭りの夜に出会った
22歳の謎のクール美少女・雪乃に想いを寄せる話。


おすすめは、お互いに惹かれ合ってるんだけど、
雪乃がまぁ素直になれなくて

「小説家の先生は口説き文句もお上手ですのね」
「キ…キッスくらいなんでもないんですからね」

このもどかしさ!!
ここがたまらんポイントですね

六郎から自分の小説を
プレゼントするって言われても断って
こっそり本屋に探しに行って買って
それを愛おしそうに抱きしめる
そんな雪乃がめちゃくそかわいいです。

40歳にして良い言い方で少年の心を持った…
えー、ダメな方で雪乃と喋れただけで喜んじゃう
中学生のような恋愛をしている主人公。

しかもそれが小説家なので
そんな妄想が爆発している所に
官能小説を書かないかという仕事がきちゃって
頭の中はますます色々といやエロエロと大変なことに…

どのくらいエロエロな妄想かというと
2巻を読んだ時に1巻から1年以上空いていたので

じじいなんで微妙に内容忘れててあれ…?
ふたりってセックスしたんじゃなかったっけ?
と勘違いしたぐらい(笑)

いや、1巻読み返したら
六郎の頭の中ではデートすらまだなのに
セックスした事になってて
それが勘違いしてた原因だったんですけどw

その清々しいくらいまっすぐなエロバカ正直さ
官能先生ならぬオナニー先生
…嫌いじゃないです

そして単行本の帯に
「この恋路はきっとうまくいく」って
書いてあるんですけど…

ほ、ほんとかなぁ?信じていいんでしょうか?
吉田先生は「恋風」「夏の前日」…

なんか悲恋のイメージなんですけど…
その辺もどうなるか期待したい作品です

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※こちらのレビューはYoutubeにアップしている音読レビューを
文字起こし、修正したものです

https://youtu.be/vT0eqK4j6fw

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