「お前はもう社畜じゃない…俺畜だ!」社畜の佐原は、ある日酔いつぶれた隣人・小暮を介抱するものの、いきなり監禁凌辱されてしまう。快楽を刻みつけられた身体は、解放後もなお、小暮を求め続け、仕事一筋だったのに、すっかり飼いならされてしまう。鬼残業&休日出勤当たり前の生活が一変、定時に即行退社しヤりまくるようになって…!? そのほか、しがないバーテンダーから、社長の愛人1号に昇格するために知恵を絞ってエロご奉仕にはげむ「愛人7号」、ピザの配達先で客が情事の真っ最中!!!!SEXをしている客同士にピザを喰わせろと無茶振りされて!? 「僕をあつあつデリバリー」、さらに表題作描き下ろし「恋畜」を収録したホットな作品集!
昭和50年某月。とある田舎の村に引っ越してきた都会育ちの青年・聖はその村で疎まれている青年の存在を知る。村はずれの高台にひっそりと暮らすその青年・流は生まれつき右腕が欠損し、左手にも痣があった。更に、彼の両親が不審な死を遂げている事もあって、村人たちから忌み嫌われていた。しかし、村人の過剰な干渉に嫌気がさしていた聖にとっては、彼らの目がとどかない流の家こそが落ち着ける場所。障害者を不当に差別する村人へのあてつけもあって、流の家に足しげく通うようになっていく。はじめは警戒していた流だったが、聖の邪気のない態度に接するうちに、次第に心を開くようになり――。都会育ちの真っ直ぐな青年と潜むように生きる不具の美青年。着実に友情を育んでいた2人に起きる“ある出来事”。その事件を機に聖と流の関係は一変する……。