メディアワークスさんの作品の書影

メディアワークス

作品数:308

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『ぴたテン』の書影

ぴたテン

3.37

803

発刊: ~

完結・全7巻

樋口湖太郎は中学受験を控えたちょっとクールな小学6年生。幼い頃に母親を事故で亡くして今は多忙な父と2人、平凡だが穏やかな毎日を送っていた。ある日、湖太郎の家の隣室に美紗という不思議な少女が越してくる。美紗は湖太郎に母親がいないことを知ると「私、コタロー君のお母さんになるッスよ!」と宣言して、何かと彼の世話を焼きたがるのだった。実は美紗の正体は一人前になるために人間界へとやってきた半人前天使で――…。TVアニメ化もされたこげどんぼ*初のコミック作品『ぴたテン』が遂に電子書籍になって復活!!

アニメイトのマスコットキャラクター「デ・ジ・キャラット」のキャラクターデザインで有名なコゲどんぼ先生のマンガ作品。 母が他界し、父と二人暮らしの少年「樋口湖太郎」の隣に、突然、自分は天使だと名乗る「美紗」が引っ越してくる。 以降、湖太郎につきまとう美紗と、友人の「綾小路 天」、「植松 小星」、そして謎の少女「紫亜」とともにドタバタな毎日を送る話です。 本作はニチアサ、テレ東枠でアニメ化していました。 アニメの方は美紗に振り回される毎日を過ごすだけの内容だったように記憶していて、最終回も大きな事件はあれど大団円で終わった覚えがあるのですが、マンガは練られたストーリーがあり、結末もアニメと大きく異なっています。 キャラは可愛くデフォルメされたシーンも多いのですが、意外に鬱展開が続く重いストーリー展開となっています。 ラストは悲しみを乗り越えて、心に痛みを負いながら、それでも前に進む終わり方になっていて、途中取り返しのつかない喪失があり、読んでいてもう少し救いを与えることはできなかったのかと思いました。 アニメのお気楽展開に比べると、その絶望的な内容に驚きました。 ただ、美紗が湖太郎に好意を寄せている理由、美紗が黒い服を切る理由や紫亜の正体など、アニメではなぁなぁとなっていた伏線はすべて回収されていて、悲しいですが納得のできる作品です。 絵柄は可愛いのですが、正直なところ少し読みづらいと感じました。 ストーリーも複雑です。全8巻完結で、それほど多くないのですが、腰を据えて読むことをおすすめします。

by うにたべたい (528)
『DARK EDGE』の書影

DARK EDGE

3.23

760

発刊: ~

通常版・他1作品

『DearS』の書影

DearS

3.41

637

発刊: ~

完結・全8巻

アパートで一人暮らしをしている高校生の武哉は、ある日、街で不思議な少女と出会う。少女の正体はディアーズという宇宙人。1年前に地球に漂着した150人余りのディアーズたちは、日本の市民権を得て日本の言葉や習慣を学んでいた。しかし、その少女は言葉をほとんど話せず、勝手もわからない様子。武哉は空腹で行き倒れた少女を仕方なく自分の部屋に連れ帰り、レンという名前をつける。

遥か宇宙から巨大な謎の飛行物体が日本の近海に落下し、その中から地球外知的生命体が現れた。 地球人そっくりだが、飛び抜けて美しい容姿を持つその生命体はディアーズと呼ばれ、彼らは日本政府に正式に国民として受け入れがされる。 その式典から一年経過し、ディアーズは地球を学ぶためにホームステイされ、留学生として学校に通う制度ができる。 一方で、日本で一人暮らしをしている高校生「幾原武哉」のもとに、行き倒れのディアーズ、通称・レンが現れる。 謎のディアーズ・レンと、武哉の物語が始まる。 宇宙人が人間世界に溶け込んだ世界を描いた、NieA_7のようなファンタジー作品。 ローゼンメイデン等を描いたPEACH-PITの代表作の一つで、UNDER17主題歌でアニメ化もしています。 通常知識量が豊富で優秀なディアーズたちとは異質といえるほど挙動が薄く来歴不明なレンの謎を追うのを縦軸としていますが、ディアーズたちと切れやすくて性格の悪い武哉との日常パートがストーリーの多くを占めています。 ディアーズは地球外の生命体なのですが、見た目は地球人そのもので、額の結晶板や首輪のような収納具が見分けるポイントです。 それ以外は地球人と変わりなく、レンもグラマラスなスタイルで顔だけロリ系の少女として描かれています。 ディアーズの女性は皆、エロい体つきで、しかも服装は基本的に半裸、知識に疎いレンは最初、服を着るということすら常識として持っていなかったので、一人暮らしの男の家に何もわからない裸の女の子が転がり込むというエロゲー展開から始まります。 しかもディアーズは、なぜか地球人の奴隷として仕える(そうして種族を保ってきた)という、なにそれなんてエロマンガ設定となってます。 そんなの即18禁になりそうなものですが、この手のマンガによくあるように主人公の武哉はヘタレなので手を出すことをしません。 終盤など、自分に魅力がないのかとレンが泣き出す始末、読んでいて主人公を降りて欲しいと願ってしまったのが正直なところです。 しかも武哉は、言動がとにかく刺々しく、話しかけてきた友人にも鬱陶しそうにあしらうシーンが多いです。 後半に野仲宏史というイケメンが現れ、レンにナンパな気持ちで近づくのですが、やがて本気で心を寄せてゆきます。 多分、嫌な奴枠で登場した野仲の方が、個人的にはかなりいいやつでした。 読んでてレンは野仲とくっついてほしいと思いましたが、こういうキャラは登場時からかませが運命づけられているのは悲しいことですね。 主人公はいけ好かないですが女の子はかわいらしく、最後まで楽しめました。愛は地球を救う。 設定、展開がかなりご都合主義的なので、細かく考えずに楽しめる方向けだと思います。

by うにたべたい (528)
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作品レビュー

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3.0

16巻まで読みました

狼と香辛料

レビュー(35)件

完結・全16巻

2.6

15巻まで読みました

GUNSLINGER GIRL

レビュー(117)件

完結・全15巻

あさんのアイコン

marukopolo
1ヶ月前

3.9

15巻まで読みました

GUNSLINGER GIRL

レビュー(117)件

完結・全15巻

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