漫画家・三木もも夫の元に臨時アシスタントとしてやってきた人妻の白戸咲。初対面から惹かれ合ったふたりは、仕事が終わったある雨の夜、禁断の恋に落ちた。だが、初めて結ばれたラブホテルのベッドの上で、三木は咲のアソコが“ゆるい”ことに気づいてしまう……。その後も逢瀬を重ね咲との結婚さえ夢見はじめた三木は、愛する咲を悲しませたくないという一念で、ついにある決意をすることに。それは、自らのペニスを大きくする「男性器増大」手術を受けて、巨根になることである。さっそく施術のためにクリニックを訪れたところ、担当医はなんと妙齢の女医だった。手術前に参考するため、三木の勃起した状態のペニスを診せてほしいという女医のリクエストに戸惑う三木だったが、ズボンをおろし下半身を露わにする。二人きりの診察室で女医が始めた驚きの「診察」とは……!?
呪いの代償は消したい相手と交わること! そして……。 人の〝怨〟を結びて〝縁〟を切る……。そんな呪いを人に与える神、その者の名は蛇(くちなわ)。 彼女が結ぶ呪いの代償は少女たちには、あまりにも重く……。
一応、一般向けの青年誌で連載されていたのですが、内容は完全に18禁エロ漫画。 完全アウトのシーンが跳梁跋扈しているものの、ストーリー展開はギャグ路線で、くだらないながらもなかなか楽しめました。 なお、本作は内容が過激すぎて神奈川県の条例では有害図書指定を受けてしまいましたが、まあ仕方ない内容と思います。 自らの性衝動をぶつけるため、生体科学の権威「秋葉歩」博士に作られた、完全自律式ダッチワイフ「ユリア100式」。 博士は早速マイサンをインサートすることにより、インプリンティング(使用者登録)しようとするも、拒絶され逃げられてしまう。 その後、ひょんな事で大学生「久保瞬介」と出会い、一緒に暮らすこととなるというストーリーです。 ユリア100式はあの手この手で瞬介に迫るのですが、許嫁がいて性的道徳観が聖人君子な瞬介は、その誘惑をプロレス技で阻止するのがお約束となっています。 回が進んでも(肉体)関係は進展せず、先っちょしか入らないのがやきもきします。 100式以外にも性技的な意味で高性能な「ユリア105式」、ロリ対応仕様の「ユリア108式」が登場し、やはり博士から逃げ出してそれぞれ別の家に居候するのですが、各家庭でのどったんばったん大騒ぎが楽しい内容でした。 一話完結型でストーリー展開はほぼ無いです。 先が気になるような内容ではなく、展開がパターンになっているため、途中で飽きが来る可能性があります。 毎話毎話極めて下品で、よくこんな話を何話も考えられるなと、むしろ関心しました。 男の都合の権化のような設定ですが、エロよりもギャグ路線な作品で、テンポよく読めます。 おもしろかったですが、人に勧められるような作品ではないような気がします。
by うにたべたい (528)中小出版社の春田書店に勤務する新人編集者・永楽純太郎。見た目は人畜無害草食系。異常に“純愛”にこだわる、まさに童貞な感じなんだけど…。なぜか美女にカラダの関係を迫られまくり!! そこには彼のある秘密が関係していて!?
財閥の次期当主として祖父より虐待に近い厳しい教育を受けて育ったが、母の形見を焼かれ家を飛び出し、現在、平凡な大学生として日々を送っている「花菱薫」。 ある日、彼の元に1人の女性が訪ねてくる。 彼女は、幼少の砌に婚約者として紹介されていた大手デパートの跡取り娘「桜庭葵」だった。 もう家には戻らない決心をしていた薫と、親同士の約束とはいえ心は既に薫に決めていた葵の恋愛ドラマ。 背骨となるのはお家騒動、跡取り問題ですが、様々な女の子が薫の元に集まって、右から左から薫を取り合うハーレムものの展開をします。 ただ、ストーリー的にも最終的にくっつくのは序盤から葵だということは決定づけられているので、一方通行な想いを寄せるサブヒロイン達にはちょっと可哀想な感じがします。 これがギャルゲーならサブヒロインエンドもあったのでしょうけど。 飛び出した実家との関係、葵との関係の精算がメインですが、全体的にその本筋の話の割合は大きくなく、内容のほとんどは薫ハーレム軍団が旅行に行ったり買い物に行ったりして、無駄にイチャイチャする場面です。 ストーリーを楽しむというよりかは、薫とハーレムメンバーの日常を読んでほっこりするような内容だと思います。 なお、本作が流行っていたのは2000年初め頃なので、今となっては絵も古い感じを受けますね。 当時は、おしとやかなのにグラマーな葵ちゃんを理想の妻の姿として投影する野郎がたくさんいました。 今読むと、久々にあった時は葵のことを忘れていた薫がいつの間にか葵一筋みたいになっていたり、ティナの騒動に比較すると薫の祖父の話が軽くて短すぎる感じがあったり色々気になるところがありますが、アニメは観ていたので、今読むと非常に懐かしさを感じました。 当時を懐古するためにであれば、読むのはありかと思います。
by うにたべたい (528)