兄・エドワード・エルリック、弟・アルフォンス。2人の若き天才錬金術師は、幼いころ、病気で失った母を甦らせるため禁断の人体錬成を試みる。しかしその代償はあまりにも高すぎた…。錬成は失敗、エドワードはみずからの左足と、ただ一人の肉親・アルフォンスを失ってしまう。かけがえのない弟をこの世に呼び戻すため、エドワードは自身の右腕を代価とすることで、弟の魂を錬成し、鎧に定着させることに成功。そして兄弟は、すべてを取り戻すための長い旅に出る…。
肉食獣と草食獣が共存する世界。そこには、希望も恋も不安もいっぱいあるんだ。チェリートン学園の演劇部員レゴシは、狼なのにとっても繊細。そんな彼が多くの動物たちと青春していく動物群像劇が始まる!!
『なにわ友あれ』完結から4ヵ月──。南勝久、新連載銃撃開始ッ!! 鈍色の愛銃ナイトホークを手に、“殺し屋ファブル”が町にやってくる──!! どんな敵も鮮やかに葬り去る“殺しの天才”通称ファブルは、相棒の女とともに、日々、裏社会の仕事をこなす日々‥‥。 だがある日、ボスの突然の指令を受け、“○○○”として、まったく新しい生活 を送るハメに‥‥。 そしてファブルの野蛮で、滑稽で、奇妙な“寓話”が弾け出したッ‥‥!!! “寓話”と呼ばれし、風変わりな“殺しの天才”が、この待ちにひっそりと棲んでいる──!!
ボウリングのハイスコア更新できそうだし‥ 来週 けっこー観たいテレビあるし‥ ツルんでるパイセンは金持ちだし‥ 俺の人生 希望しかないわぁ 金城宗幸(神さまの言うとおり)×荒木光(ヤンキー塾へ行く)が織りなす、「今日」に満足してる若人たちの「そこそこ」を目指す青春譚。だが、このタッグが、それだけで終わるハズがない!!
人情あふれる丸子商店街に存在するメイド喫茶(カフェではない)「シーサイド」。まさに、天真爛漫! 女子高生にして名探偵に憧れる嵐山歩鳥は、地元丸子商店街のアイドル(?)兼お騒がせ娘。ありふれた町のちょっとおかしなメイド喫茶を舞台に繰り広げられるドタバタ活劇!
日常系の一つの完成形。 よくある日常系では、○○部の内部の閉じた空間がメインで描かれるが、この作品は違う。ジジババ世代から孫世代までの幅広い層にわたる登場人物に、彼らはそれぞれ異なる人間関係を持っており重層的な世界観を形作っているのである。そのため、「閉じた空間」を描いた作品では、どうしても現実感が欠けてしまいがちになるのに対し、この作品は、今となっては過去の存在になりつつある「人情あふれる下町」を舞台にしているにもかかわらず妙なリアリティがある。登場人物がみな現実の世界の住人であるかのように感じられるのである。 良い日常系作品の条件というのは、人と繋がりあう素晴らしさと、大切な人と過ごす日常の貴重さを伝えてくれることであると私は考えているが、それ町はリアリティがあるだけでなく、この条件も十分すぎるほど満たしている作品である。これはもう文句の付けようがないと言ってもいい。自信を持っておすすめできる作品である。
by くるふら (7)「この川で暇をつぶすだけのそんな青春があってもええんちゃうか」。 まったりゆったりしゃべるだけ。関西の男子高校生、瀬戸と内海のクールでナナメでシニカルな放課後トーク7編。