#学校

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今のところ今まで読んだ少女漫画で一番よかった作品です。というか少女漫画の域を超えています。欠点がないです。つらい、笑える、泣けるいろんな感情にしてくれる作品です。ストーリーに好き嫌いがあったとしても漫画としての完成度がかなり高いと個人的には思ってます。こどものおもちゃは小さい頃、アニメでやっていてたまに見てたけど内容覚えてませんでした。よく漫画面白いって聞いてて全巻読んだらすごくよかったです!アニメと原作だいぶ印象が違います。大人になってからの方が面白く感じるかもしれないです。大人から見た子供の世界って感じです。小学生向け漫画の印象を受けますが内容は学級崩壊、マスコミ、少年犯罪、家庭問題、精神病その他諸々社会問題を扱っています。けど、教育的な内容ではなく、その問題によって登場人物がどう感じてしまったか等身大で生々しい心理描写を描いています。あくまでも主人公(さな)と男の子(羽山)の関係性が軸で、それらの問題は要素でしかないです。とてもきゅんきゅんしました。小中学生の本音でぶつかり合い成長していける純粋さっていいなと。純粋な子供たちが傷ついていく心理描写が本当に細かい。正反対の長所と短所を持つ二人が支え合っていく姿が良かった。作中で1番明るくて強いさなだけど、実は一番闇を抱えていて、本当に心の底からはちゃんと笑えてないと後半で分かった時は、ぐっときた。大まかにいうとシリアスとギャグのバランスと、キャラの性格の表現の仕方がすごくよかった。過激なことが描いてあるのに胸糞悪くならないのもすごい。よくある主人公の女の子が正義感強い話は、主人公が何かするたびに「さすが主人公!」みたいな過大評価がすごくて苦手なんですが、こどちゃは押し付けがましくなく、それぞれのキャラに欠点と長所があって子供らしさもあって、スッと感情移入できました。少女漫画はだいたい主人公の女の子の感情に焦点を当てていくパターンが多いけど、こどちゃはどちらかというと男の子(羽山)の感情の変化に焦点を当てていて、主人公羽山と言ってもいいんじゃと思うくらいでした。特に小学生編が純粋な子供の繊細な心理描写が描かれてて好きです。キャラ設定にブレがなくて、小ネタでも伏線は必ず回収してく感じも良かった。話の設定は普通ではないんですが、キャラ同士の関わり合いは現実的でそこが感情移入できるとこだなと思います。羽山みたいな小学生実際にいたなぁ。とにかくキャラがみんな魅力的です。羽山が初めて泣いたことで、さなの人形病が治ったシーンは泣けた。人気作品が故の後付け設定があったとしても、キャラ設定にブレがないため引き伸ばし感あんまりなかったです。10巻できちんと終わる感じもよく全てがバランス良かった。by なな (76)

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