終末の東京に卍ヤベェ奴が降り立った! 20XX年……「東京でいま一番アブない街を知ってる?」 “愚連街”―― 不良、チンピラ、半グレ、ヤクザ、マフィア、そしてサイコパス… すべてのタチの悪い連中が吹き溜まる、一つの巨大な愚連隊のような暴力が支配する街! その荒廃しきった弱肉強食の地獄のようなワルの聖地に、一人の田舎ヤンキーがやって来た!! 野性ヤンキーVSサイコパス集団! 主人公・天道マハルは闇深い終末街の救世主となるか!?
“死神”我妻涼とともに[QP]という物語を鮮血に彩ったあの殺し屋コンビ・トム&ジェリーの青春時代。これは、修羅の道へ突き進むしかない少年たちによる魂の慟哭の記録である。
伝説のママ・ジルバの店BAROLDJACK&ROSE―――終戦直後から夜の世界で生きてきたホステスたちの高齢BAR。ホステスの平均年齢は70歳以上。人生の酸いも甘いも知り尽くした女たちが最高のおもてなしで、常連客たちを迎える。そこへ飛び込んだ一人の新人・笛吹新(うすい・あらた)、40歳。大手スーパーの倉庫で働く彼女は、恋人なし、貯金なし、老後の安心なしの崖っぷち人生。リストラで希望の職場も追われ、夢も、仕事も、結婚も、あきらめかけた彼女が、笑い、歌い、踊り、いつの日か忘れていた何かを取り戻していく。昼と夜、二足のワラジで働くことになった、見習いホステス・“アララ”。彼女のシングルライフに、どんな変化が訪れるのか!?