作品数:33

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プロフィール

冬目 景(とうめ けい、本名未公表、4月13日 -)は、日本の漫画家、イラストレーター。神奈川県座間市出身。女性。多摩美術大学美術学部油絵科卒業。1992年に第11回コミックバーガー新人漫画賞の佳作を受賞。翌1993年にはアフタヌーン四季賞秋のコンテストで四季賞も受賞している。代表作に第6回文化庁メディア芸術祭マンガ部門の審査委員会推薦作品に選出された「羊のうた」や、「イエスタデイをうたって」「マホロミ 時空建築幻視譚」など。

冬目景の作品

一覧
『イエスタデイをうたって afterword』の書影

イエスタデイをうたって afterword

3.30

643

発刊: 2020.3.5 ~

完結・全1巻

本編最終回の後日談を描いた新作読切『イエスタデイをうたって 特別編―11・S14―』、単行本未収録の幻の読切『夏の姉』を初収録。冬目景が『イエスタデイをうたって』を振り返る最新インタビューやアニメ版・藤原佳幸監督との対談ほか、『イエスタデイをうたって EX』の内容もアップデートして選り抜き収録した冬目景ファン必携の一冊!!

『空中庭園の人々』の書影

空中庭園の人々

3.26

631

発刊: 2016.3.6 ~

完結・全1巻

亡き姉と同じ歳になったある日、藍のもとに届いた一通の手紙は……!? 「羊のうた」のようなシリアスな物語からコメディ&SFそしてセンシティブストーリー―― さまざまに紡がれた冬目景待望の作品集!!

『Acony』の書影

Acony

3.22

534

発刊: 2009.2.1 ~

既刊3巻

『僕らの変拍子』の書影

僕らの変拍子

3.35

490

発刊: 2014.2.1 ~

完結・全1巻

『Luno』の書影

Luno

3.35

479

発刊: ~

完結・全1巻

とある西洋の小さな街で、内気な少年ティートが出会うのは…!? 冬目景が描く初の西洋ファンタジー。印刷版初版購入特典ポストカードイラストをデジタル版にも特別に収録!

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作品レビュー

一覧

3.5

わりと好き

羊のうた

レビュー(47)件

完結・全11巻

4.0

好き

イエスタデイをうたって

レビュー(105)件

完結・全11巻

4.3

4巻まで読みました

冬目景作品。
何作か読んでますが、ちゃんと完結まで読んだのは本作だけです。
というのも、氏の作品は不定期連載や掲載誌の変更が多く、次巻が出るペースも遅いためです。
本作も2000年2月に連載開始したのですが、不定期連載を繰り返し、開始から終了まで10年以上の時を経た2011年6月に最終巻が発売されました。
内容的にもスパンを置くとついていくのが難しくなるので、完結後作品を一気読みするには最適と思います。

舞台は大正時代半ば、帝都東京に事務所を構える「松之宮 遥」は優秀な私立探偵で、恩師の紹介から「高苑 真夜」という少女を助手に雇うこととなる。
探偵事務所に舞い込んでくる奇怪な事件を二人が解き明かすものとなっています。
時代考証ができていて、アインシュタインの訪日やウォレン・G・ハーディング大統領の死去、震災で倒壊する前の凌雲閣などがストーリーに絡みます。
また、ミステリーらしく衒学的な部分もあり、興味深く読むことができました。

真夜はワトスン役として必要十分で、作中、歩く広辞苑と比喩されるほどの深い知識を蓄えており、様々な場面でその知識が役立ちます。
ただ世俗には疎く、蝙蝠が縁起の良い動物であるということは知っているのに、皆が当然知っているような流行り言葉などを知りません。
ラストは、民俗学の研究者より稀人ではないかと言われた彼女の正体にスポットがあたったものとなっていて、切ない終わり方となっています。
私的にはちょっと無理矢理っぽいラストだった気がしました。当初からこのラストはプロットにあったのか。
内容は重いですが、全4巻と冊数は短いです。冬目景の入り口としておすすめ。

幻影博覧会

レビュー(19)件

完結・全4巻

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