水木しげるさんの作品の書影

水木しげる

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プロフィール

水木 しげる(みずき しげる、男性、1922年[注 1]3月8日 - 2015年11月30日)は、日本の漫画家。本名は武良 茂(むら しげる)。大阪府大阪市住吉区出生、鳥取県境港市入船町育ち。ペンネームは、紙芝居作家時代に兵庫県神戸市で経営していたアパート「水木荘」から名付けた。1958年に漫画家としてデビュー。代表作の『ゲゲゲの鬼太郎』『河童の三平』『悪魔くん』などを発表し、妖怪漫画の第一人者となる。

水木しげるの作品

一覧

柳田國男遠野物語を水木しげるがコミカライズした作品。 遠野物語は何度か読んでいて副読本もいくつか読んでいるのですが、中でも本作が一番読みやすかったです。 遠野物語は岩手県遠野地方に伝わる逸話や伝承を柳田國男が民俗学者の佐々木鏡石より聞き取り記した本で、民俗学の黎明と呼ばれる作品です。 一続きの物語ではなく、“これこれこういうことがあった”というだけのオチのない話が119編が収録されていて、中には数行で終わるものもあります。 有名なところではザシキワラシやカッパ、マヨヒガなどに関する伝承が登場し、妖怪漫画を描いてきた水木しげるとは親和性が高いと感じました。 遠野物語は文語で書かれているため非常に読みにくいのですが、本作は作品にビジュアルが加わって読みやすくなっています。 ただし、遠野物語の全ての話がコミカライズされているわけではなく、また水木先生が話者として登場するなどアレンジが加えられているので、ちゃんと読むのであれば遠野物語を読んだ方が良いと思います。 絵は、水木しげるの漫画を読んだことがある方であれば知っていると思いますが、非常に緻密です。 それでいてオドロオドロしく且つコミカルな水木しげるでしか出せない雰囲気が、民俗学と非常にマッチしていて、基本的に難しいイメージの遠野物語を楽しく読むことができました。 遠野物語の文語の文章はそれはそれで味があるのですが、本作は水木しげるが遠野物語と化学反応を起こしてできた素晴らしい名作だと思います。 民俗学の入り口としても非常におすすめします。興味のある方は是非。

by うにたべたい (528)
『水木しげるの古代出雲』の書影

水木しげるの古代出雲

202

発刊: 2015.5.6 ~

既刊1巻

鳥取県境港に育った水木しげるは幼いころ島根半島によく出かけていった。夢に現れた出雲族の青年の言葉に導かれ、隠岐に水木しげるのルーツを辿り、壮大な出雲神話に隠された謎に肉迫してゆく。水木版・古代出雲史!

水木しげる 太平洋戦争 戦記選集

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作品レビュー

一覧

5.0

2巻まで読みました

猫楠

レビュー(3)件

既刊2巻

みさんのアイコン

kamo66
1年前

3.8

1巻まで読みました

悪魔くん千年王国

レビュー(4)件

既刊1巻

3.0

1巻まで読みました

総員玉砕せよ!

レビュー(9)件

既刊1巻

3.0

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新書版 ゲゲゲの鬼太郎

レビュー(4)件

既刊11巻

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鬼太郎夜話

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既刊1巻

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墓場鬼太郎 貸本まんが復刻版

レビュー(6)件

既刊6巻

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のんのんばあ物語

レビュー(1)件

既刊1巻

3.0

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カッパの三平

レビュー(1)件

既刊1巻

3.0

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悪魔くん

レビュー(2)件

既刊1巻

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カランコロン漂泊記 新装版

レビュー(2)件

既刊1巻

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