さくらももこさんの作品の書影

さくらももこ

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作品数:44

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プロフィール

さくら ももこ(1965年5月8日 - 2018年8月15日)は、日本の漫画家、エッセイスト、作詞家、脚本家。また、自身の少女時代をモデルとした代表作のコミック『ちびまる子ちゃん』の主人公の名前でもある。静岡県清水市(現・静岡市清水区)出身。血液型はA型。身長159cm。一男の母親。代表作のコミック『ちびまる子ちゃん』の単行本の売上は累計3000万部を超える。また、エッセイストとしても独特の視点と語り口で人気が高く、初期エッセイ集三部作『もものかんづめ』『さるのこしかけ』『たいのおかしら』はいずれもミリオンセラーを記録。

さくらももこの作品

一覧

まる子の町に外国の友だちがやってきた! まる子はイタリアから来たアンドレアと仲良くなる。楽しい毎日、そして別れの時…。笑って泣ける映画「ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年」の描き下ろし原作!!

『完全版 Coji-coji』の書影

完全版 Coji-coji

3.32

579

発刊: ~

通常版・他1作品

『COJI-COJI』の書影

COJI-COJI

3.05

414

発刊: ~

通常版・他1作品

ちびまる子ちゃんのさくらももこの作品。 子供の頃は笑いが止まらないくらい面白かったですが、大人になって改めて読むと心打たれるシーンが多いことに気づきました。 舞台はメルヘンの国というその名の通りメルヘンの世界。 その国に住む個性的で独特なキャラクターたちの中でもひときわ謎の存在であるコジコジが主人公で、異彩を放つキャラクターとの日常を描いています。 とはいえストーリーはあってないようなもので、度々コジコジが只者ではないことを匂わすシーンはありますが、基本的にはメルヘンの国を舞台にした一話完結型の日常系マンガとなっています。 ちびまる子ちゃんもシュールでナンセンスなシーンが多いですが、コジコジはそれにもましてシュールです。 さくらももこの脳内のわけのなからない部分をそのまま抜き出したような作品と思います。アニメはタイトルに”さくらももこ劇場”という副題がついていますが、まさにそんな感じ。 キャラクターの造形は単純で、絵もきれいというわけではないのですが、毒っ気のあるキャラクター同士の掛け合いに惹かれます。 前述の通り、話の内容も希薄なのですが、コジコジの妙に哲学的で確信を突いた発言にハッとすることが度々あります。 その最たるものが、勉強をしないコジコジを叱った先生に放った、有名な以下の一言ですね。  「コジコジだよ。コジコジは生まれたときからずーっと、将来もコジコジはコジコジだよ」 ただ、それを真似した半魚鳥の次郎君がお母さんに言われた「ずっと次郎じゃ困る」という発言もまた一つの真理ではないかと思いました。

by うにたべたい (528)
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作品レビュー

一覧

3.0

1巻まで読みました

ニヤ って感じ

永沢君、推し!!

レビュー(5)件

既刊1巻

4.7

19巻まで読みました

1990年1月から2021年12月現在も日曜夜18時から放映中の国民的アニメ・ちびまる子ちゃんの原作マンガ。
今更感想を書くまでもない、日本人であれば誰もが知っている作品の一つですね。

1986年、少女マンガ誌のりぼんで連載が始まりましたが、2018年 作者のさくらももこ氏が死去した後も、さくらプロダクションによって連載が続いています。
ただ、コミックスは17巻発売時に17巻で完結と帯に記載されており、17巻ではさくらももこが執筆した最新話までが収録されています。
その後、さくらプロダクション、及びさくらプロダクションの小萩ぼたんによって描かれた続編はまだコミックになっておらず、18巻として刊行されるのか、ナンバリングをリセットして別タイトルとして出すかは未定の様子です。

本名はさくらももこですが、小さいからみんなに"ちびまる子"と呼ばれている小学三年生の女の子が主人公です。
最初は、作者のさくらももこが幼い頃の体験談を元にしたエッセイ風マンガでしたが、途中から愉快なクラスメイトが増え、創作部分が大きくなっていきます。
1970年代後半の静岡県清水市が舞台で、ビルの少ない牧歌的な風景、子供同士の殴り合いのケンカ、祖父の戦争体験談、チャンネル争い、"ローラースルーゴーゴー"や"笑い袋"などの流行など、当時の様子が描かれます。
特に序盤では、時代を生きていた方にしかわからないようなCMネタやアイドルネタが描かれていて、山田隆夫がアイドルグループのメンバーだったことや、ライダーチップスのおまけカードだけ取ってお菓子を捨てる事件などは本書で知りました。
紙芝居のシステムやねり飴を練ると白くなることなど、なにげに学ぶことが多い作品だと思います。

内容はギャグ漫画で、ドジでおっちょこちょいなまる子が、姉や母に叱られたり、父とくだらない会話をしたり、祖父を騙したりして、最後はそのしっぺ返しがくる展開がフォーマットとなっています。
少女漫画誌に掲載されていましたが、少女漫画感は皆無で、シンプルな線で読みやすく、恋愛要素やドラマはほぼないです。
基本的に一話完結型となっています。
ギャグも微妙なオチで終わることが多いのですが、時代を感じさせるまる子の畜生発言や畜生行動が激しく、ツボにはまれば笑いすぎて腹筋がどうにかなってしまいそうになる回も多々あります。
特に書き初め回は本当に死にそうになるほど笑いました。

終盤は序盤のキレがあまり感じられなくなります。
ラストも、特に最終回的な終わり方ではなく、いつもどおりの一話で終わってしまったのがやや侘しさを感じました。
雑誌掲載だと、父のはとこにあたる知らないおじさんがさくら家にやってくる話が最後のようで、なんだかちびまる子ちゃんらしい終わり方だなと思います。

ちびまる子ちゃん

レビュー(123)件

完結・全19巻

Rさんのアイコン

R

rhas_him
2年前

4.0

19巻まで読みました

小さい頃唯一読んでた漫画!

ちびまる子ちゃん

レビュー(123)件

完結・全19巻

3.6

3巻まで読みました

ちびまる子ちゃんのさくらももこの作品。
子供の頃は笑いが止まらないくらい面白かったですが、大人になって改めて読むと心打たれるシーンが多いことに気づきました。

舞台はメルヘンの国というその名の通りメルヘンの世界。
その国に住む個性的で独特なキャラクターたちの中でもひときわ謎の存在であるコジコジが主人公で、異彩を放つキャラクターとの日常を描いています。
とはいえストーリーはあってないようなもので、度々コジコジが只者ではないことを匂わすシーンはありますが、基本的にはメルヘンの国を舞台にした一話完結型の日常系マンガとなっています。

ちびまる子ちゃんもシュールでナンセンスなシーンが多いですが、コジコジはそれにもましてシュールです。
さくらももこの脳内のわけのなからない部分をそのまま抜き出したような作品と思います。アニメはタイトルに”さくらももこ劇場”という副題がついていますが、まさにそんな感じ。
キャラクターの造形は単純で、絵もきれいというわけではないのですが、毒っ気のあるキャラクター同士の掛け合いに惹かれます。

前述の通り、話の内容も希薄なのですが、コジコジの妙に哲学的で確信を突いた発言にハッとすることが度々あります。
その最たるものが、勉強をしないコジコジを叱った先生に放った、有名な以下の一言ですね。

 「コジコジだよ。コジコジは生まれたときからずーっと、将来もコジコジはコジコジだよ」

ただ、それを真似した半魚鳥の次郎君がお母さんに言われた「ずっと次郎じゃ困る」という発言もまた一つの真理ではないかと思いました。

COJI-COJI

レビュー(5)件

既刊3巻

3.0

COJI‐COJI

レビュー(24)件

完結・全4巻

3.0

9巻まで読みました

ちびまる子ちゃん コミック版

レビュー(9)件

完結・全9巻

koshmirさんのアイコン

koshmir

koshmir
3ヶ月前

3.5

1巻まで読みました

愛蔵版 永沢君

レビュー(3)件

既刊1巻

すべて表示(275)

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