内藤泰弘

マイベストマンガ（変動あり）
最高にかっこよくて泣ける。
誰も傷つけたくないってスタンスはそこらへんにあるけど、その理由の１つが全人類が知ってる人達の縁者っていうのがあって唸った。そら撃てないわ…。お気に入りのシーンはウルフウッドが孤児院に戻るとこ。泣ける。

『トライガン』でお馴染み、内藤康弘の初期作品短編集。

「いつかさ　都にも遊びに来い
どんな血の奴も　どんな姿の奴も
どんなハンディのある奴も
どんな考え持ってる奴も　どんな性格の奴も
金持ちもそうでない奴も　上手にできる奴もできない奴も
強い奴も弱い奴も
全ての魂が同じ場所で暮らせるようになったら　もう一度」

あの砂埃の立つような、SFと西部劇の間の子のような独特の世界観、胸踊るというよりも胸締め付けるような冒険譚は、内藤氏の十八番といったところ。

展開も世界観も描写もキャラデザも、何もかもよく分からなくて全然ハマらなかった。アニメで見てからの方がまだマシだった気もするけど、それでもどうせハマらない。

始まりの第一話があーこれこれって感じで良い。

世界観を魅せるにおいて1番上手いと思ってる漫画 作者の方がおそらく相当映画が好きで画面がオシャレでよかった。舞台を出して、キャラを出して 毎話完結でストーリー展開 目指したい形

連載していた雑誌が休刊したことにより3巻までで区切りをつけて、続編の『トライガン・マキシマム』に続く。

序章にしか過ぎないのだが、これ自体を一作品として評価するならこんなもん。ここで辞めるな。絶対にトライガン・マキシマムまで読め。そこから面白くなるから。

平和主義者のトラブルメーカーと自分が生きるためなら命を奪うことも厭わない現実主義者の関西弁牧師が迫り来る刺客と死闘を繰り広げながら砂漠の星を征く。相棒（バディ）モノが好きならマジで読んで欲しい。

10巻は何百回読んでも絶対に毎回泣ける。
個人的には10巻がクライマックス。それくらい10巻までの完成度が高い。

密度に慣れず、うまく読めなかった

過去記録

異常な街で日々起こる異常な出来事は異常な街故全て日常という逆説的日常系マンガ。
技名を叫んでから殴るマンガを標榜する通りの、派手な必殺技の数々や歪んでいる世界故の突拍子もない設定が楽しい。
キャラクターたちのわちゃわちゃ感もベネ。