マンガ好きが選ぶ読書記録サービス
作品数:14
全3,087件
ryokin
3.6
こわい
ぼくは麻理のなか
レビュー(440)件
完結・全9巻
3.9
血の轍
レビュー(666)件
既刊16巻
もい
146話まで。狂気。毒親の話。一気に読むとなんとも言えない気持ちになりますがやっぱりこの人の漫画は面白い
ケンタム
2.5
一昔前のホラーゲームのような作品。(返校とかクロックタワーとか)面白いといえば面白いんだが、グロ要素とか、スピンオフ的な人間の関係性とかはなくてもいいんじゃないかな…と思ってしまった。あの生き物は何だったんだとか、なんでこんな湿地帯なんだとか、背景設定とかもいまいち腑に落ちないまま終わってしまったので、SF要素もいまいち。ただ、そこに描かれる人間性とか、人情のエグさはさすが押見修造作品だと思う。その人間性のエグさが素晴らしいからこそ、若干間延びした感が拭えないので、もっと短くても良かったかなと思った。
漂流ネットカフェ
レビュー(275)件
完結・全7巻
** 4巻まで読んだ押見修造作品、大好きなので読んでみた。相変わらず人の感情の波を描くのが尋常じゃないというか、身を削って描いている漫画なんだろうな、と感じる。最初からこのペースで話を展開できるんだと思ったけど、ペースが落ちず振り回される感じがすごくいい。毎回感情が引っ張られる。これまでの押見修造の作品に比べるとエグみが少し薄くなっていて、その分万人受けというか、ライトに読めるので比較的おすすめしやすい。
おかえりアリス
レビュー(262)件
既刊6巻
ナ ナ
5.0
押見修造さんの作品の中ではじめて手に取った漫画です。学生の時に読んだ漫画の感想は「気持ち悪いな」でしたが大人になって読み返すと中村さんや主人公、佐伯さんに共感できるところがあったなと懐かしく思いました周りとは違う特別な人間になりたい理由のないイライラを抑え込むしんどさ誰も自分を知らないところに行きたいそんな登場人物の思春期をぐちゃぐちゃのドロドロに惜しみなく描かれていて気持ち悪いけどスカッと爽快みたいな意味のわからない気持ちにさせられます。
惡の華
レビュー(759)件
完結・全11巻
っ ̫ -˘
3.3
まあ押見修造だなーってかんじ
NeoMicro
4.0
亜人や東京喰種のような設定を押見が書くとこうなる
ハピネス
レビュー(257)件
完結・全10巻
tai_comic
新感覚。狂気的な親子の感覚を受け止める度量が自分にはあるのか。
うにたべたい
3.8
後に『惡の華』などを描いた押見修造氏の代表作の一つです。たまたま同じネットカフェに入った人々が、ネットカフェのフロアごと異世界に漂流してしまうという作品です。主役は一般的なサラリーマンの土岐耕一。彼は妊娠中の妻がおり、ある日、ヒステリックになった妻と喧嘩してしまう。翌日、まっすぐ帰宅するのが煩わしくなった耕一は、仕事帰りにネットカフェに寄り道するが、そこで中学時代に片思いしていた遠野果穂と再開します。話をはずませる二人ですが、そこで店内のパソコンや、客の携帯電話が不通となり、停電になる。停電は復旧するが、外は大雨で店内まで水が侵入し、外へ出ることができないため、耕一、果穂を含んだネットカフェの客と店員は、店内で一夜を過ごすこととなる。翌朝、外に出てみると、そこは見慣れた街並みではなく、日本に見えない湿原が広がっていた、という展開です。展開としては、楳図かずおの漂流教室が近いと感じました。異世界に流されたネットカフェのメンバーがサバイバルをし、元の世界に戻るため調査を行います。異なるのはネットカフェのメンバーは、元はほぼ他人であり大人の男女です。そのため、限られた資源を奪い合ったり、殺し合いが行われたり、場を支配しようとするものが現れたり、強姦を企てたり、ストーリーはダークでドロドロとしています。特に寺沢という男が暴力と女の体を使ってメンバーの籠絡を画策しており、耕一は寺沢の動きに注目しながら、果穂を守るというスリリングな展開が繰り広げられます。また、ネットカフェのメンバーは20名いるのですが、全員に個性があり、見せ場があったのも良かったです。展開のテンポもよく、最後まで中だるみ無く読めました。作中、レイプや殺人があり、主人公も初恋の相手と再開しましたが現実世界には妊娠中の妻がいるという設定なので、大団円とはいかないだろうなと思いましたが、ラストはまさかのどんでん返しがあります。ただ、あまりいい意味での"まさかの展開"ではないです。賛否がある終わり方だと思いましたが、結末以外は安定して面白く、巻数もそれほど多くないので、機会があれば読んでいいと思います。
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