みにくいアヒルの子・次五郎が手にした翼は魂宿った伝説の妖車“S13”。それは、ナンパ成功率100%の、人呼んで「ラブマシーン」だった!!高速道路のサービスエリア。目指すは「ココで一番目立つこと」!白い翼を持った運命の相棒・シルビアに乗って石川次五郎、いよいよ公道デビュー!!ラグ系、VIP、ヤン車も勢揃い!『カメレオン』の加瀬あつしが、全ての愛すべき「車バカ」に放つ、天下無敵カーアクション!
"カメレオン"の加瀬あつし先生の作品。 カメレオンの次に連載されていた"ポリ公マン"は短期で終了したため、実質カメレオンの次回作という印象です。 無類の車好きで、エンジン音だけで車種を当てることができる特技を持つ「石川次五郎」が主人公。 ある日、バイト先の洗車場に現れたVIPカーチーム「加麻呂」の会長「岡田秀樹」の愛車"プレジデント"に微細な傷をつけたバイト仲間を庇い、次五郎は岡田と溜まり場のSAでナンパ勝負をすることになる。 だが、運転は下手で自分の車持っていない次五郎は、なけなしの50万で買える車を探すが、その50万も鬼兄「石川九州男」に使い込まれてしまう。 途方に暮れる次五郎だったが、九州男の案内で訪れた解体屋で見つけたスクラップ寸前のS13シルビアに運命的なものを感じる。 そのシルビアが魔性の"妖車"で、次五郎を乗り手に選んだシルビアが様々なミラクルを起こしてイカれた公道ジャンキーを相手取り大活躍する展開です。 運とハッタリでヤンキーの頂点にのし上がる"カメレオン"とストーリーのフォーマットとしては似ていますが、決定的に異なる点として、次五郎は向上心があり、シルビアにおんぶ抱っこの状態から脱却すべくドライビングテクニックを努力で身につけます。 また、ストーリー中盤よりケンカも弱いわけではないことが判明し、彼のかっこいいシーンがあります。 中盤以降は運転技術についてシルビアに頼ることもほぼ無く、彼の成長ドラマともいえる作品かと思いました。 ただ、ギャグの下劣さは本作も健在で、最低のオヤジギャグが隙あらばねじ込まれています。 そのおかげでテンポよく読みやすいですが、女性には読ませられない男向けの内容だと思います。 キャラは多いですが、過去キャラも大事にして終盤までちゃんと見せ場があるのもよかった。 "カメレオン"を読んで良かった方には本作もおすすめします。
by うにたべたい (528)累計PV2億2千万超え!「小説家になろう」の超人気作が待望のコミカライズ!“クソゲー”をこよなく愛する男・陽務楽郎。彼が次に挑んだのは、総プレイヤー数3000万人の“神ゲー”『シャングリラ・フロンティア』だった!集う仲間(外道)、広がる世界。そして“宿敵”との出会いが、彼の、全てのプレイヤーの運命を変えていく!!最強クソゲーマーによる最高のゲーム冒険譚、ここに開幕!!全32ページ! 書き下ろし小説収録の小冊子付き!「週刊少年マガジン」に掲載されたヒロイン・サイガ-0の外伝小説全3話に加え、サイガ-0の「最大火力(アタックホルダー)」称号獲得の瞬間を描く特装版限定の書き下ろし小説も収録!原作者・硬梨菜書き下ろし小説収録の全32ページ小冊子付き!!「週刊少年マガジン」に掲載されたヒロイン・サイガ-0の外伝小説全3話に加え、特装版限定の書き下ろしはサイガ-0の「最大火力(アタックホルダー)」称号獲得の瞬間を描く!