『彼岸島』『彼岸島 最後の47日間』につづく3rdシリーズの幕が上がった! 雅によって吸血鬼ウィルスがまかれ、日本が血に飢えた化け物の国と なってしまった。生き残った人たちは、いつ襲って来るかわからない 吸血鬼に怯え、暮らしていた。そんな中、人間たちの間である男の噂が流れる。 「吸血鬼どもを斬りまくるとてつもなく強い男がいる」と‥‥。 果たして人間たちに吸血鬼どもを駆逐する逆襲の一手があるのか!? 新たな戦いが今、始まる!!
「満州で一番軽いものは、人の命だ」時は昭和12年。関東軍の兵士として満州にやってきた日方勇は、戦地で右目の視力を失ってしまう。「使えない兵隊」として軍の食糧を作る農業義勇軍に回され、上官に虐げられる日々を送るも、ある日農場の片隅でアヘンの原料であるケシが栽培されていることに気づく。病気の母を救うためアヘンの密造に手を染める勇だったが、その決断が自身の、そして満州の運命を狂わせていく…。